DMを出したりお知らせをしたり、ということについて、悩む。

こんにちは!備前焼作家、吉岡亜子です。

「備前焼をもっとかわいく、もっと身近に!」

をコンセプトに、素朴で渋いイメージのある備前焼を、もっと身近に感じてもらえるように、
女性らしい世界観で新たな備前焼の魅力を提案しています♪

なんですが…

自分の活動内容について,どこまでお知らせするか悩むのです。

私がこんな作品作ったとか、
個展をやる、とか、

そういうお知らせをどこまでするべきか…

知って欲しいけど、なんかおこがましい気がして。

インスタやブランドページや、公式ラインとかをフォローしてくれてる人達は、
きっと私の作品を好きでそういう情報をほしくて自主的にフォローしてくれてるわけだから、
そこまで気にせずお知らせできるけど、
(それでも、ラインとかはあまりたくさん流したら迷惑かなと思ってあまり流せない)

改めてDMを出したり、
個人のFacebookとかだと、
お知らせをしたら、逆に迷惑じゃないかと思って、なかなか出来ない。
(最近は頑張ってやってはいるけど…)

なぜ突然こんなことを書いているかと言うと、

今回も、この個展の際に、
以前働いていた職場でお世話になった人に、DMを出すかどうかと言う話を、母としたときに、

私はわざわざ出すとその人が気を使うのではないかと思って出さなくていいと思って、出さないと言った。

けれど母に、

やっぱり今まで応援してくれてた人に出さないのは失礼だから、今からでも出しなさい、と言われたのだ。

前回は、初めての天満屋さんでの個展だし、近況報告も兼ねてお知らせを出したら、わざわざ遠くから来て、私の作品の中では結構高いものを買ってまでくれた。

とても嬉しかったけど、

だからこそ、出してしまうとその人がまた気を使ってしまうのではないか、と思うのだ。

たとえば、元々、純粋に私の作品が好きで、インスタとかで情報を集めてくれてる人なら、むしろお知らせするべきだと思うけど、

そうじゃない人に対してのお知らせは、押し付けになりそうで、出せない…

ただ、逆に、私が友達とかからそういうお知らせをもらったらとても嬉しいし、見てみたい、と普通に思う。

教えてもらえなかったら「教えてくれたらいいのに!」とすら思う。

でも、それが私のこととなると話が変わる。

私個人のことをわざわざお知らせするのとか、
そこまで知りたいことないんじゃない?ていう気持ちが勝ってしまう。

ただ、今回も、インスタやラインで、

「個展の情報ありがとうございます^^」とか、「作品の写真嬉しいです!」とか、

たくさんの人から言ってもらえたのも事実。

喜んでくれる人もいるし、

「吉岡さんの作品に出会うまで備前焼には興味なんてありませんでした」

とわざわざメッセージくれる人もいた。

それでもやっぱり、特に近しい人には言いにくい。

友達とかにも見てもらいたいけど、

気を使わせそうで言えなくなる。

本当に来たいなら来て欲しいけど、
言われたから行かなきゃ、って思われると嫌だ。

最近、「課題の分離」という考え方を教えてもらって、

「相手がどう考えようとそれは相手の問題」だから、

「私が個展のお知らせをする」けど「相手がそれをどう捉えるかどうか」は相手の課題であって、私が気にすることではない。
というのも頭では理解できる。

でも、その、悩むきっかけを私が作るのが確実なわけで、

そう思うとなかなか発信できない。

ジレンマ。

他にも、「また作品見たい」と、言ってくれていた人もいるけど、
わざわざ言うのもどうなのかなと思ってまだ言っていない人がいる。

言ったらプレッシャーになるのではないか、と思って、言えない。

お風呂で色々考えてたら吐き出したくなった。

これが自分だわ。と思って。深夜のノリで書いてみる。

取りあえず吐き出して、

頑張って明日、DMを出すことにしよう…

この記事を書いた人

吉岡亜子

備前焼作家。備前焼の窯元で陶工として8年間勤めたのち、「備前焼をもっとかわいく、もっと身近に!」をコンセプトに独立。
女性ならではの感性で、手にした時使いやすく、見た目も可愛い備前焼を提案。
現在は備前焼の体験教室の講師も務める。