日々の暮らしに備前焼のビアマグ ビールが飲めなくても使って欲しい!

こんにちは!備前焼作家、吉岡亜子です。

「備前焼をもっとかわいく、もっと身近に!」

をコンセプトに、女性らしい世界観を大切に、
日々の暮らしが楽しくなるような可愛くて使いやすい備前焼を制作しています♪

今日は、備前焼のビアマグについてのご紹介。

今までも何度かご紹介したことがありますが、今回改めて取り上げてみたいと思います。

実は、最近私のホームページを見てくださる方々に、
備前焼ビアマグの記事に興味を持たれてる方が多いということがわかりました^^

岡山は早くも梅雨入りして、蒸し蒸し暑い日も増えてきましたし、もうすぐ父の日というのもあるかもしれませんね。

やはり、夏が近づいてくると皆さんビールが気になってくるご様子…

備前焼はビールを美味しくする作用があるので、本当にオススメの器です。

と、ここまで、ビールを美味しく飲むことについて盛り上げてきましたが、

やはり中には、「ビアマグってビールの器でしょ?私お酒は飲めないし…」

と思われている方もいるんじゃないでしょうか?

よくわかります。実は私も、お酒はほとんど飲めません!!!

でも、私は毎日、備前焼のビアマグを愛用しています^^

 

今回は私のように「ビールやお酒が飲めない人」にも使って欲しい、と思い、

改めて別の視点から、このビアマグのオススメの使い方をご紹介していこうと思います!

備前焼はお水をおいしくする

備前焼はビールを美味しくするというのは、本当に有名ですが、

もっと、どの人にとっても身近な「水」を美味しくする作用✨ これを知って欲しい!

以前ブログでもご紹介した事がありますが、

備前焼は「釉薬を使わないで、そのまま焼き締める」という特徴により、土の地肌そのものがむき出しの状態で焼き上げられています。
そのため、備前焼の表面に微細な穴があり、通気性に優れています。
これが、お水を新鮮に保ち美味しくしてくれる秘密なのです。

そして、備前焼はお茶やコーヒーなど水を使う飲み物ととても相性が良いです。
遠赤外線効果があることも証明されており、水がまろやかになり、他の器では味わえない美味しさがあります。

(ちなみに、このお水を新鮮に保つ効果により、備前焼の花入れにお花を生けると、持ちが良くなります。
実際に他の素材の花入れと比べると不思議とお花が元気な期間が長いです^^)

日々の暮らしに備前ビアマグを取り入れる

こんな風に、日々の暮らしに欠かせない「水」をおいしくしてくれるだけでも、使ってみたくなりませんか?

「ビアマグ」と書かれているとつい「ビールを飲むための物」と思い込んでしまうと思うのです。

でも、あえて当たり前のことを言いますが、「器」であることには変わりありません。

普段、何気なく水分補給するときに、使っちゃえば良いのです。

実際私は、備前焼以外のガラス製や他の焼き物など、色んなカップを持っていますが(器好きなので色んなの持っています^^)お水や紅茶などを飲むときは、ついつい備前焼のカップを手にしてしまいます。

特に意識をしていないのですが、体が自然に、美味しく飲めるものを手にするようです^^

毎朝の一杯に

私は、朝起きたらまず一番最初に、お水、または白湯を一杯飲むことを心がけています。

この数年、だんだんと年齢を重ねるごとに自分の体をもっと労わろうと感じることが増えてきました。

「朝イチにお水を飲む」というのは、色んな健康系の情報でも、昔からよく言われていて、今はそれをなるべく実行するようにしているのですが、その時に使っているのが備前焼です。

私のビアマグは、現時点でサイズが2種類ありますが、ちょうど朝一杯飲むのに良いサイズはこちらのビアマグになります。

備前ビアマグ(くびれ)(緋だすき)
サイズ 口径約8㎝×高さ約10㎝
容量  約200ml

そして、白湯を飲む時、わざわざお湯を沸かすのが面倒くさいので、このカップに水を入れてレンジで40秒〜1分で、ちょうど良い温かさの白湯になるので、すぐに飲めて便利です。
(※500wで使っています。レンジによって差があります)

一般的な備前焼は、電子レンジ不可なものが多いですが、私の作品はほぼ、普段使いのレンジの使用は大丈夫です^^(器が急激に熱くなるほどの長時間のご使用はお避けください)

少しくびれがついた形ですので、握りやすいのもおすすめポイント。

毎朝の美味しいお水で、健康を保つことができたら良いなと思っています。

運動中の水分補給に

健康繋がりですが、私は去年の5月から、家で運動を始めました。

筋トレやストレッチ、有酸素のダンスなど、YouTubeの動画を見ながら、毎日家の中で続けてちょうど1

年経ちました!

元々運動は嫌いなのですが、いざ始めてみると楽しくなり、気がついたら、体重が4キロ程減り、ウエストが5、6センチくらい減ってスタイルも確実に良くなったので、今もずっと続けています✨

そして、運動の効果を出すために色々なことを調べている中で、運動中の水分補給の大切さも学びました。

いくら家の中とはいえ、地味に結構汗もかいていますし、集中していると飲みそびれそうになることもあります。

なので、運動を始める前にお水を入れたカップを運動する部屋に持って行っておいて、合間合間に飲むようにしています。

私がこの時使っているのはこちらのビアマグで、一杯で約330〜350ml入ります。

備前ビアマグ(緋だすき)
サイズ 口径約8.3㎝×高さ約10.5㎝
容量  約330〜350ml

結構大容量なので、何度も継ぎ足さなくて良いのが気に入っています。
もちろん、運動中の水分補給だと、これだけでは足りないですが、それでも一回で一気に飲めるので煩わしさがかなり減ります。

一般的なカップって、だいたいの容量が、150〜200mlなのに対して、300ml一気に入るのは楽です。

ジムや外で運動するなら、持ち運びのできる水筒などが必需品ですが、

おうちの中ならいつでも備前焼に入れた美味しいお水を飲みながら運動できるので、またさらに体に良さげな気分になってテンションも上がります。

お風呂上がりの一杯に

どれだけ健康繋がりなのだと言いたくなりますが、お風呂の後にもお水を必ず飲むようにしています。

お風呂では気づかないうちにかなり汗をかいていて脱水症状になることもあるそうです。

お風呂に入る前に一杯、入った後に一杯が理想らしいです。
私は入る前はつい忘れそうになりますが(^^;)お風呂から上がった後はやっぱりお水を飲みたくなるので、この時もビアマグで飲んでいます。

この時は、運動の時と同じくたくさん飲めるものを使っています。

お水を使った飲み物に  アイスコーヒーや麦茶などに

これからの季節は、ちょっと冷たい飲み物が欲しくなる季節ですよね。

お水を美味しくする、ということは、お水を使う飲み物ともとても相性が良い、ということです。

ビールは飲まないけど、コーヒーは好き!という方は多いのではないでしょうか?

そんな時もどうぞお使いください。

通常、コーヒーカップはホットを飲むことを想定していますので、取手がついているものが普通です。

お店でアイスで頼むと、たいていガラスのカップに入って出てきますよね。

ガラスも涼しげでとっても素敵なのですが、備前焼の力で、さらに美味しく飲んでみませんか?

ビアマグって、冷たい飲み物(ビール)を入れて、ゴクゴクってと飲むために作られている形なので、他の冷たい飲み物を飲むのにも適していると思います。

ゴクゴク飲むといえば、麦茶なども美味しいですよね^^

こちらも同じく水を使った飲み物なので、とても相性が良いです。

まとめ

  • 備前焼は、ビールだけではなくお水をおいしくする力がある。
  • お水は、人間にとってとっても大事なもの。
  • ビアマグは、飲み物をごくごく飲むのに適した器である。
  • 日々の暮らしの中にも取り入れやすい。

名前が、「ビアマグ」となっていると、つい、名前の先入観が強くなり「ビールのため」と思い込んでしまいそうですが、

ビールしか飲んではいけない、というわけではありません。

もちろん、ビールを飲むのに最適な器になるように作られているのは確かです。

でも、もっともっと色んなシーンで使って欲しい、というのが私の本音です。

一つの器で色んな使い方ができる、というのが好きです。

ちなみに、余談ですが、私の作品には「フリーカップ」という作品もあり、こちらは少し幅広に作っていて、何でも使えるように作っています。

備前フリーカップ(緋だすき)
サイズ 口径約8.7㎝×高さ約7.8㎝
容量  約180~200ml

こちらはフリーカップとあるように、ビールや焼酎などのお酒でもいいし、普段使いのお水やお茶コーヒー何でも使えるのでとっても人気です。

形の好みがありますので、
カップを選ばれるときの参考にしてくださいね^^

(ビアマグを紹介しながら脱線してしまいましたが😅)

さて、今回は「ビアマグ」はビールだけの器じゃない、ということをお伝えしたくてこの記事を書きました。

「備前焼でビールは美味しくなる」けど、「その他にもっと愛用できる可能性もある」

ということを知ってもらえたら、

今まで「使えるカップがない」と思っていた人の日々の暮らしがちょっとだけ良いものにならないかなって、思いました。

これをきっかけに、わたしの作品を使っていただけたらとっても嬉しいですが、

例えば、いただきもののビアマグがあるけど使ってないな…、とか、

最近はお酒を控えているから出番が減ってしまったな、など、

皆様のおうちにも、眠っているビアマグがございましたら、
こんな風に、少しずつでいいので是非取り入れてみてくださいね^^

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この記事を書いた人

吉岡亜子

備前焼作家。備前焼の窯元で陶工として8年間勤めたのち、「備前焼をもっとかわいく、もっと身近に!」をコンセプトに独立。
女性ならではの感性で、手にした時使いやすく、見た目も可愛い備前焼を提案。
現在は備前焼の体験教室の講師も務める。