Japan Expo20(ジャパンエキスポ)出展!1 〜出展依頼から参加を決めるまで〜

こんにちは!備前焼作家、吉岡亜子です。

2019年7月4日〜7日 フランス・パリにて開催されましたヨーロッパ最大の日本文化の祭典、
「JapanExpo(ジャパンエキスポ)」に出展して参りました!!!

初めての海外出展、初めてのヨーロッパ、初めてづくしの今回の経験。
不安もたくさんありましたが、楽しみとワクワクな気持ちを信じて参加してきました。
たくさんの日本ファンのヨーロッパのお客様とのふれあいや、日本全国から集まった素晴らしい作家の方々との出会い、
また、現地メディアに取材をしていただいたりもありました!!
そんな9日間のパリでのレポートを綴ってみたいと思います!!

ジャパンエキスポに興味のある作家さんやアーティストの方にも、参考になればいいなと思いお届けします。

今回は、ジャパンエキスポへの出展依頼から、参加を決めるまでについて書いてみたいと思います。

始まりは一通のメール

思い返せば、一年前の7月、

突然、ジャパンエキスポ内の伝統文化パピリオン「WABI SABI」を運営されているジャパンプロモーションの担当の方からメールが届きました。

「Aco*cocha様の作品を拝見致しまして、是非来年度、パリで開催されますJapanExpoにご出展いただきたくご連絡差し上げました。」

……!!!!!!!!!

JapanExpoといえば、日本文化を紹介するイベントとして、よくニュースでも取り上げられたりしていて、私でも聞いたことのある海外での大きなアートイベントです。
毎年、世界各国から24万人以上の人々が集まり熱狂するという、ヨーロッパ最大の日本アートイベント。
そして今回、20回目を迎えると言う節目の年であるとのこと。

どうやら、私のネットショップで作品を見てくださり、メールをくださったそうです。

でもまさか。
そこに自分が出展する、なんて考えたことすらありませんでした。

普段、岡山以外でほとんど活動をしていない自分にはご縁のあるものだとは思ってもおらず、
そんな私がいきなりフランス…!!!!!!?

本当に、最初にこのメールを見たときは驚きと喜びが混じりあって、にわかに信じられませんでした。

作家を狙った新手の詐欺じゃないかと本気で疑い、失礼ながら色々調べてしまったりもしました^^;

でもどうやら、本物らしい…とわかり、

担当の方から詳しくお話をお聞きしました。

ヨーロッパの人が喜ぶような、日本の夏を象徴するアイテムをお探しだったようで、そんな時私の備前風鈴を見つけてくださったそうです。

その時の作品はこちらからご覧頂けます。(備前風鈴)

その他の作品も見ていただき共感してくださったそうです。

なんと嬉しいお話!!!

しかし、出展となると普段働いている指導員のお仕事で、約10日間のお休みの確保しなければいけないということ、
また、出展料や渡航費など、その為に必要な様々なものが頭をよぎりました。

しかし!!!!!!

こんなチャンス、
滅多にない!!!自分の作品が求められて、しかもこんな大きな晴れ舞台で作品を見てもらえるなんて、考えただけでもワクワクする!!!!!!!

普段大きな決断には、かなり慎重になる私です。

色んな人に相談とかもしちゃうのが通常モードです。

ましてや海外旅行もろくにしたことのない私からすると、海外でイベントに参加するというだけで、とてもハードルが高い出来事のようにも感じました。

でも、

このときの私は、

「楽しそう…!!!!!!」

純粋にそう思い、素直に自分の心に従い、参加させていただくことにしたのでした。

つづく・・・

次回は出展に向けての準備についてお話しします^^

お問い合わせが多いのでこちらの記事もまとめました。よろしければご覧ください。
Japan Expo(ジャパンエキスポ) に出展するかどうか悩んでいる方へ

この記事を書いた人

吉岡亜子

備前焼作家。備前焼の窯元で陶工として8年間勤めたのち、「備前焼をもっとかわいく、もっと身近に!」をコンセプトに独立。
女性ならではの感性で、手にした時使いやすく、見た目も可愛い備前焼を提案。
現在は備前焼の体験教室の講師も務める。